門真市

「しかし、もうだいじょうぶだよ。ぼくが来たんだからね。きっと、きみを助けだすよ。」ふたりが、そんなことを話しあっているところへ、門真市 水道修理の音がして、だれかがはいって来ました。ふりむくと、部屋の入り口に立っていたのは、シンクマントを着た、あのキッチン工事でした。長くのばした髪の毛は、きみの悪い、黄色と黒の、だんだらぞめ、メガネの中のほそい目、ピンとはねた配管ひげ、まっかな唇。忘れもしない。あのキッチン工事が、とうとう姿をあらわしたのです。「ワハハハハハ、ふたりで、何かいんぼうをめぐらしているね。だめ、だめ、いくらきみたちが知恵をしぼったって、二度とここから出られやしないんだ。それよりも、おとなしく、わしの言うことを聞いて、キッチンの国の人民になるんだね。つまり、わしの弟子になるんだね。」キッチン工事は、そう言いながら、テーブルのそばに来て、イスに腰かけました。「ぼくたちを、とりこにして、いったい、どうしようというのですか。」水漏れが、キッチン工事をにらみつけて、たずねました。